【2025年4月】ポートフォリオ・投資成績を公開!

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日本企業の個別株に投資している当ブログ運営者である私の投資ポートフォリオの状況と投資成績について、参考情報として毎月公開していきます。興味があれば、ぜひ参考にしてみてください。

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ポートフォリオ概況

私の日本株ポートフォリオの最新状況について、各銘柄の4月中の評価額増減とともに紹介します。ただし、4月中に購入した株は計算に入れていません。

コード企業名3月末評価額4月末評価額4月上昇率
1780ヤマウラ¥120,400¥121,9001.2%
1928積水ハウス¥334,000¥327,600-1.9%
2685アダストリア¥284,800¥291,1002.2%
2768双日¥328,200¥337,1002.7%
3150グリムス¥469,400¥472,6000.7%
3480ジェイ・エス・ビー¥326,000¥363,00011.3%
3771システムリサーチ¥156,100¥174,70011.9%
3924ランドコンピュータ¥203,400¥201,900-0.7%
3964オークネット¥244,200¥247,2001.2%
4202ダイセル¥129,750¥121,350-6.5%
4595ミズホメディー¥151,200¥150,500-0.5%
4792山田コンサルティンググループ¥174,200¥174,6000.2%
5105TOYO TIRE
(4/7 100株追加)
¥273,200¥266,900-2.3%
5334日本特殊陶業¥452,100¥444,200-1.7%
6062チャーム・ケア・コーポレーション¥133,800¥125,900-5.9%
6083ERI HD¥464,600¥432,200-7.0%
6254野村マイクロサイエンス¥240,300¥233,900-2.7%
6432竹内製作所¥1,527,000¥1,336,500-12.5%
6490PILLAR¥332,500¥363,0009.2%
6777santecHD¥485,500¥414,500-14.6%
7272ヤマハ発動機¥476,800¥448,800-5.9%
7745A&DホロンHD¥183,300¥178,200-2.8%
8117中央自動車工業¥506,700¥508,2000.3%
8308りそなHD¥128,700¥113,900-11.5%
8593三菱HCキャピタル¥201,500¥201,300-0.1%
9621建設技術研究所¥709,500¥717,0001.1%
9744メイテック¥291,600¥293,1500.5%
9769学究社¥217,200¥219,3001.0%
確定損益なし
ポートフォリオ全体¥9,545,950¥9,280,500-2.8%
TOPIX2658.732667.290.3%

2025年4月の日本株ポートフォリオ全体の騰落率は、2.8%の下落と久々に低調な結果となりました。その一方で日本株全体の株価指標であるTOPIXについては、4月中に0.3%の上昇を見せており、今月はTOPIXを上回るパフォーマンスは上げられませんでした。

4月中の日本の株式市場は、月初めからアメリカのトランプ大統領の相互関税政策の発表による強烈な下げに見舞われる展開となりました。日経平均株価は、一時3万1000円を切るレベルまで下落しましたが、相互関税政策発動の延期などポジティブ材料が後から出てきたこともあり、月末に3万6000円台まで回復する慌ただしい相場環境でしたね。

ポートフォリオの銘柄構成比率

2025年4月末時点の日本株ポートフォリオの銘柄構成比率としては以下のようになっています。4月に追加で購入したTOYO TIREの比率が増加しました。

2025年4月末時点でのポートフォリオ内の銘柄比率のグラフ

2025年4月の売買銘柄

4月中の株式の売買内容について紹介します。4月は1銘柄の株式の購入にとどまりました。

4月中の購入銘柄について

2025年4月はすでに保有していたTOYO TIRE(5105)を100株追加購入しました。

TOYO TIRE(5105)

大型車両のタイヤ部分の拡大写真

TOYO TIREは、大型車向けのタイヤ製品に強みを持っているゴム製品メーカーです。大型車の比率が高い北米での売上比率が高い特徴を持っています。購入した理由としては以下を挙げます。

TOYO TIRE(5105) 購入理由
  • PER7倍以下と非常に割安な株価水準と5%を超える配当利回りの高さ
  • 2024年12月期時点で営業利益率16.6%ROE17.2%高収益体質
  • 日経平均株価のPBRが1倍近い水準まで下がり、打診買いを入れたかったため

ポートフォリオ銘柄 上昇率・下落率ランキング

表彰台と金メダル・銀メダル・銅メダルの粘土細工

続いて、2025年4月中にポートフォリオ内で特に上昇率・下落率の高かった銘柄のTOP3をそれぞれ紹介します。

4月上昇率TOP3の銘柄

上昇する株価チャートを見つめる3つの人形

2025年4月にポートフォリオ内で上昇率が高かった銘柄TOP3は以下の3つでした。

4月上昇率TOP3
  • 第1位:システムリサーチ(3771) 4月上昇率:11.9%
  • 第2位:ジェイ・エス・ビー(3480) 4月上昇率:11.3%
  • 第3位:PILLAR(6490) 4月上昇率:9.2%

上昇率1位:システムリサーチ(3771)

4月の上昇率トップとなった銘柄は、システムリサーチでした。トヨタグループを主な顧客として持つソフトウエア開発やシステム構築・運用を行うIT企業です。多様な企業と手を組み、顧客要望に応じてカスタマイズしたソフトウエア・システムを提供しています。

4月中に目立ったニュースはありませんでしたが、システムリサーチの国内におけるソフトウェア開発などのビジネスがアメリカの関税政策の影響を受けづらいと受け止められ、投資家からの買いが入り株価が上昇したと考えています。

上昇率2位:ジェイ・エス・ビー(3480)

上昇率の2位となったのは、ジェイ・エス・ビーでした。学生向けの賃貸マンションというユニークな市場で高いシェアを誇る不動産企業です。

この企業も4月中に目立ったニュースはありませんでしたが、アメリカの関税政策による世界経済の混乱を背景に、国内の利上げ機運が後退したこともあり、不動産企業の業績には追い風が吹くとみた買いが入ったと考えています。

上昇率3位:PILLAR(6490)

上昇率の3位にランクインしたのは、PILLARでした。工場などの配管からの漏れを防ぐシール部品や、クリーンさが求められる半導体製造分野や医療分野で使われる樹脂製の継手やポンプに強みを持つ企業です。

こちらの企業についても4月中に目立ったニュースはありませんでしたが、昨年11月から株価が下落基調が続きPERが8倍台まで下がっていたこともあり、割安感を感じた投資家からの打診買いが入り株価が上昇したと想定します。

3月下落率TOP3の銘柄

株価下落チャートを見つめる人形

一方で、3月にポートフォリオ内で下落率が高かった銘柄TOP3は以下の3つでした。

2月下落率TOP3
  • 第1位:santec HD(6777) 3月下落率:-14.6%
  • 第2位:竹内製作所(6432)  3月下落率:-12.5%
  • 第3位:りそなHD(8308)  3月下落率:-11.5%

下落率1位:santec HD(6777)

下落率トップに顔を出した銘柄は、santec HDでした。光ファイバー通信に必要な光学部品や、光測定器といったニッチな市場で強みを持つ製品を持っている企業です。

4月中に目立ったニュースはありませんでしたが、アメリカの関税政策の発動によるデータセンターなどの設備投資の冷え込みの懸念が浮上し、半導体関連銘柄の一角として売られていると考えています。

下落率2位:竹内製作所(6432)

下落率の2位に入ったのは、竹内製作所でした。ミニショベルをはじめとした小回りの利く小型建設機械に特化した建設機械メーカです。海外での売上比率が9割を超えており、建設機械の高い信頼性と操縦性の良さは「TAKEUCHI」ブランドを武器にグローバル展開ています。

4/11に2024年2月期本決算を発表。過去最高益を更新する好決算でしたが、アメリカの関税政策の影響を踏まえた来期業績・配当予想は発表されませんでした。北米市場での売上比率が高いことによる業績への影響を不安視した売りが入り、株価が下落したと考えています。

下落率3位:りそなHD(8308)

下落率の3位となったのは、りそなHDでした。りそな銀行を中心に、埼玉りそな銀行や関西みらい銀行を傘下に持つ、国内No.4の銀行です。

4月に入ってからのアメリカ関税政策に端を発する世界経済の混乱の影響を受け、日銀による政策金利の利上げ期待が後退しました。銀行の利ザヤでの業績好調が見込めなくなったことで、投資家からの売りが入り株価が下落したと想定しています。

これまでの月次投資成績の振り返り

昨年6月から今年4月までの月別投資成績を、日本株全体の参考指標であるTOPIXと併せて以下のグラフに示します。4月は、主に保有比率が高い竹内製作所の株価下落の影響が大きく、TOPIXを3.1%下回る成績となりました。これで月別ではTOPIXに6勝5敗となっています。

昨年6月からの通算成績については、引き続きTOPIXを上回っている状態です。

2024年6月から2025年4月までの日本株ポートフォリオとTOPIXの投資成績の比較グラフ
※ 2024年6月~2024年12月までの成績は2024年のデータとして集約

まとめ

今回の記事では、日本の個別株への投資の参考として、当ブログ運営者である私の日本株投資ポートフォリオの2025年4月中の投資成績について紹介しました。4月は保有比率の高い銘柄の下落がきつく、2.8%の下落と低調な結果となってしまいました。

一方で、同期間のTOPIXは0.3%の上昇を見せており、今月はTOPIXを上回るパフォーマンスは上げられませんでした。

5月は、90日間発動が延期されているアメリカの相互関税政策に対し、日本を含めた各国が関税交渉を進め、どれだけ譲歩引き出せるかがカギを握る重要な月となりそうですね。