【2025年6月】ポートフォリオ・投資成績を公開!

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日本企業の個別株に投資している当ブログ運営者である私の投資ポートフォリオの状況と投資成績について、参考情報として毎月公開していきます。興味があれば、ぜひ参考にしてみてください。

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ポートフォリオ概況

私の日本株ポートフォリオの最新状況について、各銘柄の6月中の評価額増減とともに紹介します。

コード企業名5月末評価額6月末評価額6月騰落率
1780ヤマウラ¥122,600¥125,8002.6%
1928積水ハウス¥328,300¥318,300-3.0%
2685アダストリア¥279,800¥298,1006.5%
2768双日¥356,800¥354,500-0.6%
3150グリムス¥491,200¥474,800-3.3%
3480ジェイ・エス・ビー¥365,500¥381,5004.4%
3771システムリサーチ¥181,400¥195,9008.0%
3924ランドコンピュー¥215,100¥234,0008.8%
3964オークネット¥308,800¥322,8004.5%
4202ダイセル¥123,400¥120,950-2.0%
4595ミズホメディー¥155,100¥144,500-6.8%
4792山田コンサルティンググループ¥158,400¥161,7002.1%
5105TOYO TIRE¥299,700¥305,4001.9%
5334日本特殊陶業¥465,400¥480,0003.1%
6062チャーム・ケア・
コーポレーション
¥130,900¥129,600-1.0%
6083ERI HD¥210,400¥213,4001.4%
6254野村マイクロサイエンス¥214,600¥257,50020.0%
6432竹内製作所¥1,401,000¥1,405,5000.3%
6490PILLAR¥376,500¥388,0003.1%
6777santecHD¥493,500¥554,00012.3%
7272ヤマハ発動機¥444,000¥431,800-2.7%
7745A&DホロンHD¥201,400¥210,3004.4%
8117中央自動車工業¥532,200¥543,9002.2%
8308りそな HD¥127,950¥133,2004.1%
8593三菱HCキャピタル¥211,700¥212,1000.2%
9621建設技術研究所¥772,500¥842,1009.0%
9744メイテックグループ¥322,200¥317,600-1.4%
9769学究社¥225,000¥222,400-1.2%
確定損益なし
ポートフォリオ全体¥9,529,650¥9,779,6502.6%
TOPIX2801.572852.841.8%

2025年6月の日本株ポートフォリオ全体の騰落率は2.6%の上昇と5月に引き続き好調が続く展開となりました。日本株全体の株価指標であるTOPIXについても、4月中に1.8%の上昇を見せており、今月はTOPIXを0.8上回るパフォーマンスを上げることができました。

6月中の日経平均株価の日足チャートを以下に示します。

2025年6月中の日経平均株価の日足チャート
出典:TradingView 日経平均株価 日足チャート

6月中の日本の株式市場は、半導体関連企業の上昇が目立ちました。6月25日に発表された米国の半導体メモリメーカーであるマイクロンテクノロジーの予想を超える好決算や、5月末のNVIDIAの決算における業績の好調さが日本の半導体関連企業にも波及してきた格好となり、4万円の大台を突破しました。

(出典:マイクロン、売上高に強気見通し-AI機器需要が追い風 – Bloomberg

また、6月13日に発生し継続しているイスラエルとイランの衝突問題も停戦合意が結ばれ、解決に向かう兆しが出たことも株価を押し上げたのではないかとみています。

 (出典:イスラエルとイラン “戦闘終結”の時間過ぎ 大規模攻撃なし|NHK|)

ポートフォリオの構成銘柄比率

2025年6月末時点の日本株ポートフォリオの銘柄構成比率としては以下のようになっています。今月は特に売買した銘柄はなかったため、6月中の各銘柄の株価の変動に応じて比率が変わりました。

2025年6月末時点での日本株ポートフォリオの銘柄比率の円グラフ

2025年6月の売買銘柄

6月中の株式の売買内容についてですが、今月は株式の購入・売却はしませんでした。

ポートフォリオ銘柄 上昇率・下落率ランキング

表彰台と金・銀・銅メダルの粘土アート

続いて、2025年6月中にポートフォリオ内で特に上昇率・下落率の高かった銘柄のTOP3をそれぞれ紹介します。

6月上昇率TOP3の銘柄

上昇する株価チャートを見つめる3つの人形

2025年6月にポートフォリオ内で上昇率が高かった銘柄TOP3は以下の3つでした。

6月上昇率TOP3
  • 第1位:野村マイクロサイエンス(6254) 6月上昇率:20.0%
  • 第2位:santec HD(6777) 6月上昇率:12.3%
  • 第3位:建設技術研究所(9621) 6月上昇率:9.0%

上昇率1位:野村マイクロサイエンス(6254)

今月の上昇率でトップに輝いたのは、野村マイクロサイエンスでした。半導体製造工程で欠かせない超純水という不純物の極めて少ない水を製造する装置を主力製品とする水処理装置メーカーです。

6月中に目立ったニュースはありませんでしたが、米国の半導体関連企業の業績予想が予想より堅調であったことを背景に、半導体関連銘柄の一角としてこの企業が投資家から注目され、株価が上昇したと考えています。

上昇率2位:santec HD(6777)

上昇率の2位となったのは、santec HDでした。光ファイバー通信に必要な光学部品や、光測定器といったニッチな市場で強みを持つ製品を持っている企業です。

6月中に目立ったニュースはありませんでしたが、こちらの企業も今月の上昇率1位の野村マイクロサイエンスと同じく、半導体関連銘柄の一角として投資家から注目され、株価が上昇したと考えています。

上昇率3位:建設技術研究所(9621)

上昇率の3位にランクインしたのは、建設技術研究所でした。日本初の建設コンサルタント企業で、新たなダム建設工法や河川整備技術を研究し、洪水などの災害を防ぐ対策を提供しています。長年の実績を武器に、国土交通省や地方自治体などの公共機関を主要顧客として事業を成長させています。

こちらの企業も6月中に目立ったニュースはありませんでしたが、国内での建設コンサルティングがコア事業の企業なので、トランプ関税の影響を受けづらい内需系銘柄の一角として買いが入ったと予想しています。

6月下落率TOP3の銘柄

株価下落チャートを見つめる人形

一方で、6月にポートフォリオ内で下落率が高かった銘柄TOP3は以下の3つでした。

6月下落率TOP3
  • 第1位:ミズホメディー(4595) 6月下落率:-6.8%
  • 第2位:グリムス(3150)  6月下落率:-3.3%
  • 第3位:積水ハウス(1928)  6月下落率:-3.0%

下落率1位:ミズホメディー(4595)

6月の下落率トップに顔を出した銘柄は、ミズホメディーでした。病院での感染症診断に使う臨床検査薬などを製造する医薬品メーカです。全自動で迅速に感染症の診断が出せる検査キット・診断装置に強みを持っています。

6月23日に、25年12月期の業績予想の下方修正を発表しました。売上が前期比21%減、純利益が41%減とインパクトが大きく、失望した投資家からの売りが出たものと考えています。

(出典:業績予想の修正及び配当予想の据え置きに関するお知らせ|株式会社ミズホメディー)

下落率2位:グリムス(3150)

下落率の2位に入ったのは、グリムスでした。中小企業・家庭向けに太陽光発電設備や蓄電池などを販売する事業や、太陽光発電所を建設・運営する事業を行っている企業です。

この企業は6月中に目立ったニュースはありませんでしたが、5月末でちょうど直近の高値を付けていたこともありそこからの反動で下落率2位にランクインしたものと思われます。

下落率3位:積水ハウス(1928)

下落率の3位となったのは、積水ハウスでした。日本国内だけでなく、アメリカの住宅市場に攻めの姿勢で事業を広げている大手住宅メーカです。

6月5日に、26年1月期の第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比で15%プラスとなったものの、営業利益が前年同期比で16%のマイナスと伸び悩む結果となっており、この決算結果を受けて投資家からの売りが出たとみています。

(出典:2025年度第1四半期 決算説明会資料|積水ハウス)

これまでの月次投資成績の振り返り

昨年6月から今年6月までの月別投資成績を、日本株全体の参考指標であるTOPIXと併せて以下のグラフに示します。6月も好調な日本株市場に支えられながらも、TOPIXを0.8%上回る成績となりました。これで月別ではTOPIXに8勝5敗となっています。

昨年6月からの通算成績については、引き続きTOPIXを上回っている状態です。

2024年4月から2025年6月までの日本株ポートフォリオとTOPIXの月別投資成績の比較グラフ

まとめ

今回の記事では、日本の個別株への投資の参考として、当ブログ運営者である私の日本株投資ポートフォリオの2025年6月中の投資成績について紹介しました。6月中は、2.6%の上昇と引き続き好調な成績を収めました。

同期間のTOPIXは1.8%の上昇を見せており今月も5月に続いてTOPIXを上回るパフォーマンスを挙げられました。 好調な市場環境ながらも、依然としてトランプ関税の交渉中東での地政学リスクの高まりといった不安要素が残っており、7月も市場の動きから目が離せない展開となりそうです。