【2025年9月】ポートフォリオ・投資成績を公開!

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日本企業の個別株に投資している当ブログ運営者である私の投資ポートフォリオの状況と投資成績について、参考情報として毎月公開していきます。興味があれば、ぜひ参考にしてみてください。

ポートフォリオ概況

私の日本株ポートフォリオの最新状況について、各銘柄の9月中の評価額増減とともに紹介します。なお、9月中に売却した株の確定損益を計算に入れています。

コード企業名8月末評価額9月末評価額9月上昇率
1780ヤマウラ¥137,500¥142,8003.9%
1928積水ハウス¥333,300¥336,7001.0%
2685アンドエスティHD¥302,500¥299,800-0.9%
2768双日¥390,800¥391,6000.2%
3150グリムス¥508,400¥488,600-3.9%
3480ジェイ・エス・ビー¥390,500¥412,0005.5%
3771システムリサーチ¥208,300¥211,6001.6%
3924ランドコンピュータ
(9/30に200株売却)
¥97,800¥94,300-3.6%
3964オークネット¥386,000¥371,400-3.8%
4202ダイセル¥136,750¥135,000-1.3%
4595ミズホメディー¥156,700¥162,1003.4%
4792山田コンサルティンググループ¥181,600¥186,0002.4%
5105TOYO TIRE¥376,800¥393,1004.3%
5334日本特殊陶業¥530,600¥571,4007.7%
6062チャーム・ケア・コーポレーション¥105,800¥112,6006.4%
6254野村マイクロサイエンス¥323,000¥329,5002.0%
6432竹内製作所
(9/29に100株売却)
¥1,032,000¥1,036,0000.4%
6490PILLAR¥406,000¥412,0001.5%
6777santecHD¥792,000¥792,0000.0%
7272ヤマハ発動機¥431,200¥444,0003.0%
7745A&DホロンHD¥200,500¥203,1001.3%
8117中央自動車工業¥563,100¥552,300-1.9%
8308りそな HD¥149,500¥151,0001.0%
8593三菱HCキャピタル¥242,100¥244,5001.0%
9621建設技術研究所
(9/29に200株売却)
¥295,000¥298,5001.2%
9744メイテックグループ¥326,7009/30に全100株売却
9769学究社¥230,800¥230,600-0.1%
確定損益¥179,500
全体¥8,908,550¥9,182,0003.1%
TOPIX3075.183137.602.0%

2025年9月の日本株ポートフォリオ全体の騰落率は、過熱感が出ている段階で来年に向けた持ち株の利益確定を行ったこともあり、3.1%の上昇と8月に引き続き好調な結果が続く展開となりました。日本株全体の株価指標であるTOPIXについては9月中に2.0%の上昇を見せており、今月はTOPIXを1.1%上回るパフォーマンスとなりました。

9月の日本株市場動向

9月中の日経平均株価の日足チャートを以下に示します。

出典:TradingView 日経平均株価 日足チャート

9月中は予想外に海外投資家からの買いの勢いが衰えず、9/26の配当権利落ち日まで株価が上昇傾向を維持しました。9月11日には日経平均株価が史上初めて4万4000円の大台を突破し、歴史的な株高となりました。

(出典:株価 3営業日連続で終値の最高値を更新|NHK WEB NEWS)

この日本株市場の上昇をけん引したのは、AI市場の成長を支える半導体関連企業です。9月9日に発表された米国ソフトウェア企業オラクルの市場の想定を超える好決算をきっかけに、AI市場の成長が今後も続くと投資家の期待を集めました。

(出典:オラクル株一時43%高、受注好調ークラウドインフラ事業急成長見込む| Bloomberg)

この勢いに乗り半導体設計企業ARMを子会社に持つソフトバンクグループ(9984)や半導体チップのテスター製品を供給するアドバンテスト(6857)といった企業が軒並み最高値を更新し相場をけん引しました。日経平均株価のPERは18倍に接近し、過熱感を感じる水準に来たとみています。

ポートフォリオの構成銘柄比率

2025年9月末時点の日本株ポートフォリオの銘柄構成比率としては以下のようになっています。9月中に来年度に向けた保有銘柄の利益確定を行ったため、建設技術研究所・竹内製作所・ランドコンピュータの比率が主に変わりました。

2025年9月時点での日本株ポートフォリオの各銘柄の比率の円グラフ

2025年9月の売買銘柄

9月は日本株全体の過熱感が出てきたとみて、来年度に向けた利益確定を4銘柄で行いました。

9月の売却銘柄

9月は保有していた4銘柄について売却しました。

ランドコンピュータ(3924):保有株式300株の内200株を売却

企業向けのシステム開発やパッケージソフトの導入支援・保守管理サービスを行うIT企業です。特に、クレジットカードなどの金融システムの開発に強みを持っています。

9月に直近の高値を更新しPERが13倍を超える水準で割安感が薄れていたことを理由に、株主優待の2000円相当のクオカードを得られる100株を残し一旦売却しました。

竹内製作所(6432):保有株式300株の内100株を売却

ミニショベルをはじめとした小回りの利く小型建設機械に特化した建設機械メーカです。海外での売上比率が9割を超えており、建設機械の高い信頼性と操縦性の良さは「TAKEUCHI」ブランドを武器にグローバル展開しています。

この銘柄については、主力市場である米国での新築住宅の着工件数が減少傾向にあり、住宅建築に使用される建設機械の販売にも影響が出てくるとみています。また、ポートフォリオ内での15%近くを占めていたため、リバランスもかねて売却しました。

建設技術研究所(9621):保有株式300株の内200株を売却

日本で初めてできた建設コンサルタント企業で、新たなダム建設工法や河川整備技術を研究し、洪水などの災害を防ぐ対策を提供しています。長年の実績を武器に、国土交通省や地方自治体などの公共機関を主要顧客として事業を成長させています。

8月に直近の最高値を更新しPER13倍台と割安感が薄れてきていたこと、配当利回りも3%を切ってきていることから一部をいったん売却しました。

メイテックグループホールディングス(9744):保有100株を売却

製造業(自動車・機械・電気)とIT分野の高度な専門性を持った技術者をそろえている人材派遣サービス企業です。自社内での技術研修や育成プログラムを充実させ、技術者のレベルアップにつなげています。

配当利回りが5%越えと魅力的な水準ではありますが、PERが18倍を超えておりやや割高感が否めない水準に達していることを理由に売却しました。

ポートフォリオ銘柄 上昇率・下落率ランキング

表彰台と金メダル・銀メダル・銅メダルの粘土細工

続いて、2025年9月中にポートフォリオ内で特に上昇率・下落率の高かった銘柄のTOP3をそれぞれ紹介します。

9月上昇率TOP3の銘柄

上昇する株価チャートを見つめる3つの人形

2025年9月にポートフォリオ内で上昇率が高かった銘柄TOP3は以下の3つでした。

9月の上昇率TOP3銘柄
  • 第1位:日本特殊陶業(5334) 9月上昇率:7.7%
  • 第2位:チャーム・ケア・コーポレーション(6062) 9月上昇率:6.4%
  • 第3位:ジェイ・エス・ビー(3480) 9月上昇率:5.5%

上昇率1位:日本特殊陶業(5334)

9月の上昇率トップとなった銘柄は、日本特殊陶業でした。自動車に使われるスパークプラグや排ガスセンサで世界シェアNo.1を誇る自動車部品メーカーです。

9月1日にデンソー(6902)のスパークプラグ事業と排気センサー事業の取得を発表しており、元々強みを持っていたこれらの事業で更なるシェア拡大が期待され、株価が上昇したとみています。

(出典:株式会社デンソーのスパークプラグ事業および排気センサ事業の譲受に関するお知らせ|日本特殊陶業株式会社)

上昇率2位:チャーム・ケア・コーポレーション(6062)

上昇率の2位となったのは、チャーム・ケア・コーポレーションでした。首都圏と近畿地方を中心に介護付き有料老人ホームを展開する企業です。満足度の高い高価格帯の老人ホームの展開に力を入れており、業績を伸ばしています。

9月中に大きなニュースはありませんでしたが、先月8月に決算をきっかけに株価が大きく下落していたため、その反動で買いが入り株価が上昇したとみています。

上昇率3位:ジェイ・エス・ビー(3480)

上昇率の3位にランクインしたのは、ジェイ・エス・ビーでした。学生向けの賃貸マンションというユニークな市場で高いシェアを誇る不動産企業です。

9月12日に2025年10月期第3四半期の決算を発表。前期比で売上高9.4%増の一方、純利益24.8%減となりました。しかしながら、すでに通期業績予想の水準を超えており、業績の上振れ期待から投資家からの買いが入り株価が上昇したとみています。

(出典:2025年10月期 第3四半期決算短信|株式会社ジェイ・エス・ビー)

9月下落率TOP3の銘柄

株価下落チャートを見つめる人形

一方で、9月にポートフォリオ内で下落率が高かった銘柄TOP3は以下の3つでした。

9月下落率TOP3の銘柄
  • 第1位:グリムス(3150)  9月下落率:-3.9%
  • 第2位:オークネット(3964) 9月下落率:-3.8%
  • 第3位:ランドコンピュータ(3924) 9月下落率:-3.6%

下落率1位:グリムス(3150) 

下落率トップに顔を出した銘柄は、グリムスでした。中小企業・家庭向けに太陽光発電設備や蓄電池などを販売する事業、太陽光発電所を建設・運営する事業を行っている企業です。

9月中に大きなニュースはありませんでしたが、9月26日に中間期末の配当の権利落ち日があり、それをきっかけに株価が下がったとみています。

下落率2位:オークネット(3964)

下落率の2位に入ったのは、オークネットでした。中古の車・バイク・ブランド品からスマートフォンに至るまでさまざまな物品のネットオークションを運営するユニークなビジネスを行っている企業です。出品される商品の価値を正確に査定する技術に強みを持っています。

この企業も9月中に大きなニュースはありませんでしたが、8月にかけて急速に株価水準を切り上げてきていたため、上昇の一服感から株価の下落基調が続いているとみています。

下落率3位:ランドコンピュータ(3924)

下落率の3位となったのは、ランドコンピュータでした。企業向けのシステム開発やパッケージソフトの導入支援・保守管理サービスを行うIT企業です。特に、クレジットカードなどの金融システムの開発に強みを持っています。

この企業も9月中に大きなニュースはありませんでしたが、8月の決算発表を手掛かりにした株価の上昇が一服し、その揺り戻しで9月中は株価が下落したと考えています。

これまでの月次投資成績の振り返り

昨年6月から今年9月までの月別投資成績を、日本株全体の参考指標であるTOPIXと併せて以下のグラフに示します。9月はTOPIXを1.1%上回る成績となりました。これで月別ではTOPIXに10勝6敗となっています。

昨年6月からの通算成績については、引き続きTOPIXを上回っている状態です。

2024年6月から2025年9月までの日本株ポートフォリオとTOPIXの投資成績の比較グラフ

まとめ

今回の記事では、日本の個別株への投資の参考として、当ブログ運営者である私の日本株投資ポートフォリオの2025年9月中の投資成績について紹介しました。9月中は、来年に向けた保有銘柄の利益確定もあり、3.1%の上昇と引き続き好調な成績を収めることができました。

同期間のTOPIXは2.0%の上昇を見せており今月はTOPIXを上回るパフォーマンスを上げることができました。10月は、10月4日の自民党総裁選の開票や、米国では政府機関閉鎖の行方など市場を左右するニュースが多く、目が離せない展開となりそうです。

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