日本企業の個別株に投資している当ブログ運営者である私の投資ポートフォリオの状況と投資成績について、参考情報として毎月公開していきます。興味があれば、ぜひ参考にしてみてください。
ポートフォリオ概況
私の日本株ポートフォリオの最新状況について、各銘柄の3月中の評価額増減とともに紹介します。なお、3月中に買った株については計算からのぞいています。また、3月中に売却したダイセル(4202)については、2月末時点の評価額と売却額の差で損益を計算しており、ランドコンピュータ(3924)については3/30に株式移転となったため、計算に入れていません。
| コード | 企業名 | 2月末評価額 | 3月末評価額 | 3月騰落率 |
| 1780 | ヤマウラ | ¥167,900 | ¥152,600 | -9.1% |
| 1928 | 積水ハウス | ¥382,600 | ¥352,000 | -8.0% |
| 2301 | 学情 | ¥380,000 | ¥319,800 | -15.8% |
| 2768 | 双日 | ¥708,000 | ¥612,500 | -13.5% |
| 3150 | グリムス | ¥541,600 | ¥548,600 | 1.3% |
| 3480 | ジェイ・エス・ビー | ¥350,000 | ¥498,500 | 42.4% |
| 3771 | システムリサーチ | ¥187,700 | ¥168,000 | -10.5% |
| 3924 | ランドコンピュータ | ¥94,100 | 3/30 株式移転 | |
| 3964 | オークネット | ¥487,400 | ¥475,200 | -2.5% |
| 4202 | ダイセル | ¥163,950 | 3/27 \130,050で売却 | |
| 4481 | ベース | ¥335,000 | ¥317,000 | -5.4% |
| 4595 | ミズホメディー | ¥192,600 | ¥180,800 | -6.1% |
| 4792 | 山田コンサルティンググループ | ¥172,300 | ¥163,700 | -5.0% |
| 5105 | TOYO TIRE | ¥482,700 | ¥359,400 | -25.5% |
| 5284 | ヤマウHD | ¥244,300 | ¥212,800 | -12.9% |
| 5334 | 日本特殊陶業 | ¥790,300 | ¥722,700 | -8.6% |
| 6033 | エクストリーム | 3/16 200株新規購入 | ||
| 6062 | チャーム・ケア・コーポレーシ | ¥145,600 | ¥128,800 | -11.5% |
| 6254 | 野村マイクロ・サイエンス | ¥354,000 | ¥303,000 | -14.4% |
| 6419 | マースグループ HD | 3/16 100株新規購入 | ||
| 6432 | 竹内製作所 | ¥1,500,000 | ¥1,236,000 | -17.6% |
| 6490 | PILLAR | ¥850,000 | ¥700,000 | -17.6% |
| 6777 | santec HD | ¥1,981,000 | ¥1,644,000 | -17.0% |
| 7148 | FPG | ¥418,200 | ¥315,000 | -24.7% |
| 7272 | ヤマハ発動機 | ¥497,200 | ¥450,200 | -9.5% |
| 7638 | NEW ART HD | ¥332,400 | ¥285,800 | -14.0% |
| 7740 | タムロン | ¥105,300 | ¥99,000 | -6.0% |
| 7745 | A&Dホロン HD | ¥283,000 | ¥250,100 | -11.6% |
| 8117 | 中央自動車工業 | ¥681,000 | ¥566,100 | -16.9% |
| 8308 | りそな HD | ¥191,050 | ¥172,250 | -9.8% |
| 8593 | 三菱HCキャピタル | ¥302,800 | ¥280,200 | -7.5% |
| 9621 | 建設技術研究所 | ¥349,000 | ¥302,500 | -13.3% |
| 9769 | 学究社 | ¥245,300 | ¥234,600 | -4.4% |
| 確定損益 | \-33,900 (ダイセル) | |||
| 全体 | ¥13,658,250 | ¥12,017,250 | -12.0% | |
| TOPIX | 3938.68 | 3497.86 | -11.2% | |
2026年3月の日本株ポートフォリオ全体の騰落率は、-12.0%の下落となりました。日本株全体の指標であるTOPIXも-11.2%の下落となっており、今月はTOPIXを0.8%下回るパフォーマンスとなりました。
2月の大幅な上昇から一転、中東情勢の急変に翻弄された厳しい1ヶ月となりました。
3月の日本株市場動向
3月中の日経平均株価の日足チャートを以下に示します。

2026年3月は、2月28日に発生した米国・イスラエルによるイランへの大規模軍事攻撃を受け、月初から波乱含みのスタートとなりました。ホルムズ海峡の封鎖状態を受け、原油先物価格の急騰により、日経平均株価は一時1,500円超の急落を見せました。
(出典:日経平均株価大幅続落、終値1778円安の5万6279円|日本経済新聞)
一方で3月中旬からは、イランとの停戦交渉への期待感が一部市場参加者の間で高まったことで、売られすぎた銘柄への買い戻しが入る局面もありました。しかし、2025年4月のトランプ関税ショック時のような急速な回復は見られずに終わりました。
ポートフォリオの構成銘柄比率
2026年3月末時点の日本株ポートフォリオの銘柄構成比率としては以下のようになっています。3月は新規に購入したエクストリーム(6033)とマースグループHD(6419)が新たにポートフォリオに加わった一方、ダイセル(4202)の持ち株を全売却しました。

2026年3月の売買銘柄
2026年3月は、3月末の配当権利落ちを見据えた新規購入2銘柄と、業績面での懸念から1銘柄の売却を行いました。
2026年3月の購入銘柄
エクストリーム(6033):3月16日に200株を新規購入

株式会社エクストリームは、ゲーム・WEBシステムなどのソフトウェア開発を支援するクリエイター・プロダクション会社です。主な事業は3つあり、ゲーム会社へデジタル人材を常駐型で派遣するデジタル人材事業、スマートフォンアプリや業務システムなどを自社で開発する受託開発事業、自社保有のゲーム関連知的財産を活用したコンテンツプロパティ事業を展開しています。
以下の理由で、新規に購入を決めました。
- 購入時点でPERが8倍以下と非常に割安な株価水準
- デジタル人材事業と受託開発事業が好調で、営業利益率10%超えをキープ
- 配当利回りが約4.0%と高水準で、インカムゲインの観点からも魅力的
- 中東情勢による影響を受けづらいとみて、割安なうちに仕込みを判断
マースグループHD(6419):3月16日に100株を新規購入

マースグループHDは、パチンコ・スロット関連機器(遊技機用ユニット)の開発・製造・販売を行うマースエンジニアリングを中核企業とする持株会社です。アミューズメント関連事業を主力に、自動認識システム関連事業、ホテル・レストラン関連事業も展開しています。
玉やメダルを使わないスマート遊技機専用ユニットの需要が堅調に推移しており、アミューズメント業界における高いシェアが強みです。以下の特集記事もありますので参考にしてみてください。
この銘柄の購入理由としては以下の通りです。
- 購入時点でPERが8倍以下と非常に割安な株価水準
- 自己資本比率90.6%と財務基盤が非常に強固で、安定感が抜群
- 配当利回りが約4.9%と高水準で、安定的なインカムゲインが狙える
- 中東情勢の影響を受けづらいとみて、配当権利取りも兼ねて購入
2026年3月の売却銘柄
中東情勢を考慮した業績面での懸念から、1銘柄の売却を行いました。
ダイセル(4202):3/27に100株を売却

ダイセルは、たばこのフィルターなどに使われる酢酸セルロースや自動車エアバッグ用インフレータなどで高いシェアを誇る化学メーカーです。2023年3月から保有を続けてきましたが、以下の悪材料をもとに今回売却を決断しました。
- 2026年3月期第3四半期決算において、売上高・営業利益ともに前年同期比で減収減益となり、マテリアル事業やエンジニアリングプラスチック事業の苦戦が続いている
- 中東情勢の悪化に伴う原油価格の上昇が、プラスチック・合成樹脂事業に打撃
- 3月26日に2026年3月期の通期業績について、純利益80%減の大幅な下方修正を公表(出典:特別損失の計上および通期業績予想の修正に関するお知らせ|株式会社ダイセル)
ポートフォリオ銘柄 上昇率・下落率ランキング

続いて、2026年3月中にポートフォリオ内で特に上昇率・下落率の高かった銘柄のTOP3をそれぞれ紹介します。
3月上昇率TOP3の銘柄

3月は中東情勢の悪化により、ポートフォリオ内のほとんどの銘柄が下落しました。その厳しい環境の中でも、市場全体の逆風をものともせず上昇した銘柄が2つありましたので紹介します。
- 第1位:ジェイ・エス・ビー(3480) 3月上昇率:+42.4%
- 第2位:グリムス(3150) 3月上昇率:+1.3%
上昇率1位:ジェイ・エス・ビー(3480)
3月の上昇率トップとなった銘柄は、ジェイ・エス・ビーでした。学生向けの賃貸マンションというユニークな市場で高いシェアを誇る不動産企業です。
中東ショックにより多くの銘柄が売られる展開のなか、学生向け賃貸という内需型ビジネスの安定性が改めて評価され、ディフェンシブ銘柄として資金が流入したとみています。
また、2月まで続いていた利上げ懸念による不動産株売りも一服し、金利上昇の織り込みが一定程度進んだことで見直し買いが入ったのではないかと考えています。
上昇率2位:グリムス(3150)
上昇率の2位となったのは、グリムスでした。中小企業・家庭向けに太陽光発電設備や蓄電池などを販売する事業、太陽光発電所を建設・運営する事業を行っている企業です。
中東情勢の緊迫化により原油価格が急騰するなかで、再生可能エネルギーへの注目度が改めて高まったことが株価の追い風になったとみています。
地政学リスクが高まるほどエネルギー安全保障の観点から再エネ関連銘柄が見直されやすいという動きが、今月のグリムスの上昇にもつながったと考えています。
3月下落率TOP3の銘柄

一方で、3月にポートフォリオ内で下落率が高かった銘柄TOP3は以下の3つでした。
- 第1位:TOYO TIRE(5105) 3月下落率:-25.5%
- 第2位:FPG(7148) 3月下落率:-24.7%
- 第3位:竹内製作所(6432) 3月下落率:-17.6%
下落率1位:TOYO TIRE(5105)
下落率トップとなった銘柄は、TOYO TIREでした。乗用車・トラック・バス向けタイヤの製造・販売を行うタイヤメーカーです。北米市場での高付加価値タイヤ販売に強みを持っています。
中東ショックによる原油価格急騰でタイヤの主原料である天然ゴム・合成ゴムのコスト上昇懸念が高まり、収益圧迫を嫌気した売りが集まったとみています。
下落率2位:FPG(7148)
下落率2位となったのは、FPGでした。航空機・船舶などを対象としたオペレーティングリース商品の組成・販売を主力事業とする金融サービス企業です。
3/26に26年9月期の連結業績予想について、前期比で売上高36.1%減、純利益26.1%減の下方修正と非常に厳しい先行きを示しました。併せて、33円の大幅減配を発表し株主還元の不透明さも増してしまいました。
また、中東情勢の緊迫化によりホルムズ海峡周辺での航行リスクが高まったことで、同社の主力商品である航空機・船舶リース関連の資産価値や事業収益への影響が懸念され、売りが先行したとみています。
下落率3位:竹内製作所(6432)
下落率の3位にランクインしたのは、竹内製作所でした。ミニショベルをはじめとした小型建設機械に特化したメーカーで、売上の9割以上を海外市場で稼ぐグローバル企業です。「TAKEUCHI」ブランドで特に欧米市場で高い評価を得ています。
中東ショックに伴うリスクオフムードが進んだことで、海外売上比率の高い輸出関連株として直撃を受ける形となりました。また、輸出先である欧米の景気悪化懸念も重なり、建設機械需要の先行き不透明感から売りが膨らんだとみています。
これまでの月次投資成績の振り返り
2024年6月から今年3月までの月別投資成績を、日本株全体の参考指標であるTOPIXと併せて以下のグラフに示します。
3月はTOPIXを0.8%下回る成績となりました。これで月別ではTOPIXに13勝10敗となっています。2024年6月からの通算成績については、引き続きTOPIXを上回っている状態が続いています。

今月は下落率を若干ながらも抑えられたのは、ジェイ・エス・ビーやグリムスなどのディフェンシブ・再エネ関連銘柄がポートフォリオに一定含まれていたためと考えています。地政学リスクが高まる局面では、このような銘柄の分散保有が効果を発揮しました。
まとめ
今回の記事では、日本の個別株への投資の参考として、当ブログ運営者である私の日本株投資ポートフォリオの2026年3月中の投資成績について紹介しました。3月中は、2026年2月28日に始まった米国・イスラエルによるイランへの軍事作戦に端を発した中東ショックの影響を大きく受け、-12%の下落という厳しい成績となりました。
同期間のTOPIXも-11.2%の下落となっており、今月はTOPIXを0.8%下回るパフォーマンスとなりました。
2月の+21.0%という大幅上昇から一転、3月は想定外の地政学リスクに翻弄される1ヶ月となりました。新たにポートフォリオに加わったエクストリーム(6033)とマースグループHD(6419)については、いずれも割安な株価水準と高配当利回りが魅力的な銘柄と考えており、4月以降も中長期的な保有を続けていきたいと思っています。
2026年4月以降は、紛争の長期化が意識され始めているなかで、どこで市場が悪材料を一巡したと判断するかが最大の焦点となりそうです。引き続き状況を注視しながら、無理のない範囲でポートフォリオを運用していきたいと思います。


