今回は2026年7月29日までに購入すれば株主優待が狙える銘柄について紹介していきたいと思います。
株主優待がもらえる銘柄は、配当と株主優待の両取りができるお得感がありますが、株主優待だけに注目してしまうと業績・株価が伸びずにトータルで損してしまうリスクもあります。
そこで、今年7月29日が株主優待権利付き最終日である銘柄の中から、株価の割安感・業績の成長・経営効率などについて当ブログ管理人が分析したうえで、有望な銘柄3つをピックアップして紹介します。興味があれば参考にしてもらえると嬉しいです。
2026年7月 株主優待狙い注目銘柄3選
今回紹介する7月に株主優待を狙える注目の銘柄3選はこちらです。
| 銘柄コード | 企業名 | もらえる優待 | 優待がもらえる 最低購入額 |
| 3399 | 丸千代山岡家 | ラーメン無料券/お米/ 乾麺セット | \371,500 |
| 3539 | JMホールディングス ※1年継続保有必須 | 精肉関連商品/お米/優待券 | \131,200 |
| 6040 | 日本スキー場開発 | 自社レジャー施設割引券 | \50,400 |
それぞれの銘柄について詳しく紹介していきます。
丸千代山岡家(3399)

丸千代山岡家は、茨城県牛久市発祥の豚骨ラーメンチェーン「ラーメン山岡家」を展開する企業です。主要幹線道路沿いを中心に全店直営で店舗を出店しており、24時間営業・券売機システムを基本としたロードサイド型の運営スタイルが特徴的です。
また、大型トラックが駐車できる広大な敷地を確保しており、トラックドライバーから強い支持を集めています。
2026年4月時点で全国32都道府県に198店舗を展開しており、濃厚な豚骨ラーメンを主力に、「極煮干し本舗」「味噌ラーメン山岡家」など派生ブランドの展開にも力を入れています。既存店売上高が49ヶ月連続で前年を上回るなど、着実な成長を続けている点が強みです。
株主優待内容
丸千代山岡家の株主優待では、毎年1月末・7月末時点で100株以上を保有する株主に、保有株数や継続保有期間に応じてラーメン無料券やお米、乾麺セットのいずれかが年2回贈呈されます。
ラーメンをよく食べる方や、山岡家の店舗が生活圏にある方にとってはおすすめの優待です。

業績動向

直近の2026年1月期の決算では、売上高430億円(前年同期比+24.3%)、営業利益46.8億円(同+26.2%)、純利益36.8億円(同+30.2%)といずれも過去最高を記録しました。既存店売上高の伸長に加え、新規出店も着実に進めており、量・質ともに成長が続いています。
営業利益率は10.9%と高く、ROEについては43.9%と他に類を見ないほど非常に高い水準となっており、この企業の経営効率の高さが際立っています。
ファンダメンタル (2026/7/17現在)
| PER | 20.0倍 |
| PBR | 7.2倍 |
| 自己資本比率 | 55.4% |
| 2027年1月期 予想配当利回り | 0.8% |
| 2027年1月期 予想配当性向 | 16.2% |
| 直近10年 配当実績 | 増配3回 据置7回 |
PERは20倍、PBRは7.2倍と高めの水準ですが、これはROE40%超という極めて高い資本効率が評価されているためだと考えられます。配当利回りは0.8%未満と控えめなので、配当目当てというより優待と成長性を両取りしたい方向けの銘柄といえるでしょう。
JMホールディングス(3539)

JMホールディングス(JMHD)は、茨城県土浦市に本社を置く食品スーパー運営会社です。関東圏を中心に、大型商業施設内で展開する「ジャパンミート生鮮館」「ジャパンミート卸売市場」、そして都市型ホールセール業態「肉のハナマサ」を運営しています。
プロの料理人や飲食店経営者からも支持される精肉の圧倒的な安さと品揃え、インパクトのある大容量パック販売を武器に、一般の消費者からもコストパフォーマンスの高いスーパーとして人気を集めています。
株主優待内容
JMHDの株主優待では、毎年7月末時点で100株以上を保有する株主に、ジャパンミートや肉のハナマサの店舗で使えるお買物券や精肉詰め合わせ、お米などが贈呈されます。
1年以上の継続保有(同一株主番号での連続保有)が株主優待贈呈の条件となっていることは注意が必要です。食品スーパーの優待だけあって、日々の食費の節約に直結しやすいのも魅力です。

業績動向

2025年7月期の決算では、売上高1862億円(前期比+8.1%)、営業利益100.5億円(同+9.8%)、純利益64.6億円(同+18.2%)と好調な業績を継続しています。特に売上高については10年連続増収を継続している点も注目です。
営業利益率は5%近辺で安定していながら、ROEは11%以上を推移しており、食品スーパー業態として効率の良い経営を続けている点が評価できます。
ファンダメンタル (2026/7/17現在)
| PER | 9.6倍 |
| PBR | 1.4倍 |
| 自己資本比率 | 62.1% |
| 2026年7月期 予想配当利回り | 1.8% |
| 2026年7月期 予想配当性向 | 17.5% |
| 直近10年 配当実績 | 増配8回 減配2回 |
PER9.6倍、PBR1.4倍とかなり割安な株価水準にあるとみています。自己資本比率も62%と財務の基盤もしっかりしています。
配当利回りについては1.8%とやや控えめな水準ではありますが、配当性向は17%台と小さいことや、直近10年で8回増配を行っている点から、将来的な配当利回り向上にも期待できます。
配当と株主優待の両方を享受しながら、中長期で保有して利回りを上げていく投資戦略が取れる銘柄だとみています。
日本スキー場開発(6040)

日本スキー場開発は、日本駐車場開発の子会社として、「HAKUBA VALLEY」をはじめ白馬・奥美濃・北志賀・菅平・川場などのスキー場運営(再生・活性化)を手がける企業です。
冬季のスキー・スノーボード需要だけでなく、近年は展望テラスや大型遊具施設、キャンプフィールドなどグリーンシーズンの通年型リゾート化にも注力しており、インバウンド需要の取り込みを積極的に行い業績を伸ばしている点が特徴です。
株主優待内容
日本スキー場開発の株主優待では、毎年1月末・7月末時点で100株以上を保有する株主に、「HAKUBA VALLEY」など自社スキー場で使えるリフト割引券が贈呈されます。
このほか、レンタル・アクティビティ割引券や温泉割引券、系列の駐車場・レジャー施設で使える割引券も付帯しており、ウィンタースポーツやアウトドアが好きな方には特に魅力的な優待内容です。

業績動向
日本スキー場開発の直近5年間の業績の推移を以下に示します。

2021年7月期は赤字だったものの、そこからインバウンド需要を取り込み急速に成長しています。2025年7月期は売上高104.6億円(前期比+26.9%)、営業利益22.5億円(同+44.7%)、純利益15.9億円(同+45.0%)と絶好調な決算となっています。
年間配当も前期の3.5円から5.0円へ増配する計画が示されており、成長投資と株主還元の両立が進んでいる点も好感材料です。
ファンダメンタル (2026/7/17現在)
| PER | 9.4倍 |
| PBR | 2.7倍 |
| 自己資本比率 | 61.2% |
| 2026年7月期 予想配当利回り | 1.0% |
| 2026年7月期 予想配当性向 | 9.3% |
| 直近10年 配当実績 | 増配2回 据置8回 |
PER9倍台と、ROE20%超の成長企業としては割安な株価水準にあるとみています。配当利回りは1%程度と高くはありませんが、インバウンド需要の拡大という強い追い風を踏まえると、中長期での株価上昇にも期待できる銘柄です。
最低購入額も5万円程度と、今回紹介する3銘柄の中では最も少額から仕込める点も魅力です。
まとめ:株主優待をもらいながらお得な投資ライフを
今回は、7月29日に株主優待の権利付最終日を迎える銘柄の中から、業績成長・株価の割安感などを分析し有望な銘柄を3つピックアップして紹介しました。
- 丸千代山岡家(3399):豚骨ラーメン「山岡家」を展開し、既存店売上高が49ヶ月連続で前年を上回るという強い実需を持っています。ROE43.9%という驚異的な資本効率が魅力です。株主優待では保有株数に応じてラーメン無料券やお米などがもらえます。
- JMホールディングス(3539):「ジャパンミート」「肉のハナマサ」を展開する食品スーパー。自己資本比率62%の堅実な財務基盤と、PER9倍台の割安感が魅力です。株主優待では継続保有1年以上で精肉詰め合わせ・お米・買い物優待券などがもらえます。
- 日本スキー場開発(6040):「HAKUBA VALLEY」を中心にスキー場運営とグリーンシーズン開発を進める成長企業。インバウンド来場者数が過去最高を更新し、増配計画も発表済みです。株主優待ではゴンドラ・リフト割引券など自社レジャー施設の優待券がもらえます。
興味がある銘柄があれば、配当と株主優待を両方もらいながらお得に日本株投資をするのも一つの投資戦略としておすすめです。


